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ワインツアーのコーディネータがワイン、オリーブオイル、作ってみたらおいしかった手抜きレシピ等を紹介。AIS公認ワインとオリーブオイルのソムリエですが…まあ、「のむりえ」です。


by のむりゃーも

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シチリアの赤ワインを代表するブドウ品種ネーロダボラ

シチリア赤ワインに使用されるブドウとしてはダントツ1位の「ネーロ・ダボラ」
「カラブレーゼ」とも呼ばれてるんで誤解されやすいのですが、シチリア島原産のブドウです。シチリア島東部に「アボラ」という村があるのですが、名前からもどうもそのあたりが発祥らしいです…ネーロとは「黒」、「アボラの黒」という意味です。
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皮が厚く、濃い青がかった色です。
大きさはミディアムサイズ、すごーくよく育つので、80年代くらいまではどんどん育ててもっぱら、このブドウを安っぽいワイン用のブレンド原料(ウーバ・ディ・タリオ)としてフランスや北イタリアなんかに売ってました。

90年代ごろからやっとちゃんとしたワイナリー的発想が根付きはじめ、高地で栽培したり、木を選んだり、土地を選んだりし、優秀なワイン醸造者を雇ったりして、このブドウ独特の欠陥であった高すぎるアルコール度と酸を感じる「すっぱさ」の修正が研究されます。タスカ・ダルメリータ社のロッソ・デイ・コンティやサラパルータ社のドウカ・エンリコの登場で、ネーロダボラが安ワインとしての原料でなく、エレガントさにも欠けず、個性的で存在感のあるワインとして世界中に知れ渡るようになりました。

特徴としてはかなりアグレッシブで独特な香りがあります。
2003年のイタリアソムリエ協会シチリア支部が行った調査によると、シチリア島全土で栽培されているネーロダボラでも、栽培地域により香りや味が違うそうです。

シラクーサ周辺のワインではドライフルーツのような香り、アグリジェント周辺ではレッド・ベリー(マラスカ)系の香り、パレルモなどシチリア西部のものは鉄や火打石という非常に特徴のあるミネラル系の香りが感じられるのが特徴です。
よーく育つブドウなので種類も多いワインです。現在シチリアの13くらいのDOCに使用されるブドウとして認定しています。質的にもピンからキリまであり、ひどいのは呑めません…手をかけて育てられたかそうでないか、また生産過程などにも注意を配って選ぶのが大切。

バラエティー豊かで奥が深いネーロダボラ。「おいしいワイン」を得るためにはちょっとした事前のお勉強が必要です。
日本で試せる入門コースのひとつ紹介しました。是非試してみてください。

クズマーノ ネロ・ダーヴォラ (赤)イタリア シチリア
クスマーノのワインは種類がたくさんあり、どれもシチリア原産ブドウの特性をそのまま表現している素直なものです。お値段がお手頃ですので「ネーロダボラはこんな感じのもの」という味と香りの入門編としてはオススメ。キャップもクリスタル系でオシャレ。ワインオープナーなしで開けられます。エブリデイワインのひとつです。
by nomuzooo | 2010-01-14 20:56 | シチリアワイン

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