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ワインツアーのコーディネータがワイン、オリーブオイル、作ってみたらおいしかった手抜きレシピ等を紹介。AIS公認ワインとオリーブオイルのソムリエですが…まあ、「のむりえ」です。


by のむりゃーも

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カテゴリ:イタリアワイン( 14 )

ヴァルテリーナ・スペリオーレ

Valtellina Superioreは北イタリア、ロンバルディア州のDOCGワインです。
ヴァルテリーナはロンバルディア州のワイン生産では一番重要の地域と言っても過言ではないでしょう。

東から西に向く斜面をもつ険しい山に囲まれた地域で、Terrazzamenti(テラツッアメンティ)という狭い段々畑のようなところでブドウを栽培するため、機械作業は不可。全て手作業です。

ヴァルテリーナスペリオーレの使用ブドウの90%が「ネビオロ」。ピエモンテではあの有名なバローロやバルバレスコに使われるブドウです。このあたりでは「キャヴェンネスカ」と呼ばれているそうですが。
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ブドウの生産地により5つの地域(Sassella, Grumello, Inferno, Valgella, Maroggia.)に分けられますが、一番興味深いのはINFERNO(日本語訳 地獄)かも。この地域は夏「灼熱地獄のように」暑くなるということからこの名前がつけられているとされていますが、この暑さがブドウをより熟してくれるのです。

アルコール規定は12度以上、24ヶ月の熟成期間(うち12ヶ月は樽)が義務づけられています。3年以上寝かせられたものは「リセルヴァ(RISERVA)」と称すことも可能。

色はルビー色にちょっと小麦のような反射
香りは、バラやチェリーのアルコール漬け、くるみ、スパイスなどが感じられ、ボディー豊かで酸とタンニンがしっかり感じられる辛口。後味も香りとともにゆっくりと広がります。

ボディーがしっかりしているだけに、やはり地元のピッオッケリやポレンタ、またはじっくり煮たお肉などと相性がよいですね。

ミラノからヴァルテリーナまでは車で約1時間半程度。ちょっと足を伸ばしてヴァルテリーナのおいしい郷土料理とワインを楽しむのもオツなものです。
by nomuzooo | 2013-04-05 01:15 | イタリアワイン

サルディーニャ島、「セミダーノ」種のワイン

サルデーニャ島のワインといえば、やっぱりヴェルメンティーノやカンノナウがよく知られてますが、「セミダーノ(SEMIDANO)」は、知らない人もいるようです。

サルディーニャ中西部、オリスターノ県にあるモゴロにあるレストランで、地元のワイナリーが生産するセミダーノをレストランで注文してみました。
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CANTINA DI MOGOROのANASTASIAです。

セミダーノは1780頃からサルディーニャ北部で生産されてるそうです。平地で石灰が多い土地を好みサルディーニャ島のどこの土地でも生育が可能らしいですが、ブドウの実は比較的小さく、大量生産には向かない品種のようです。

セミダーノのワインはカリアリ、ヌオーロ、サッサリ、オリスターノ地区のDOCとして認定(Sardegna Semidano DOC)されてます。
白ワインでアルコール最低11%、最低13%のスペリオーレやスプマンテ、パッシート(甘口ワイン)の種類があり、セミダノ種85%、その他は地域の白ブドウが含まれていることもあります。

ANASTASIAのセミダノはモゴロ地区のDOC.
モゴロ地区はセミダノ種が最もその特徴を発揮できる地区とも言われています。
アルコール12,5%、セミダノ100%!
色は麦色系。アルコール分が強いのになると金色っぽいのもあります。ハーブ系、白フローラル系の香りと柔らかな酸、しっかりしたミネラルが感じられ、後味も結構長くつづきました。

フレッシュで、とてもバランスのよいワインなのでアペリティーボ、シ-フードパスタや野菜系料理、魚やチキン料理となんでもいけそうな万能選手です。

私は地元のパスタ「ボンゴレのフレゴラ」と合わせました。
by nomuzooo | 2013-02-12 00:40 | イタリアワイン

フリッポンでアペリティーボ

ブラン・フリッポン (Blanc Fripon)は、アオスタで生産されるスプマンテ。モルジェ(MORGEX)とル・サル(LE SALLE)地方のブドウで作られます。この地区はイタリアでも標高が一番高い場所にブドウ畑があることで有名。スッキリしてフレッシュな白ワインが生産されます。白ワインに関しては前のブログで!
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フリッポンはマルティノッティ(シァルマ)方式で生産。同様の地区にはクラッシク・メソッド(シャンパノワーズ)方式のものもあり、これはアオスタ地区では唯一の(クラッシク・メゾッドの)スプマンテだそう。

方式の違いは早く言えば、クラッシック・メソッドがボトルの中で発酵させる方法。フランスのシャンパンを作るのと同じ昔ながらの方式。マルティノッティ(またはシァルマ)はステンレス製の大型タンクで発酵させる大量生産改良型。ゆえに価格もおさえられ、手軽にのめるのです!ヴァルドビアデネのプロセッコとかがこれでつくられてます。

フリッポンは青りんごのようなフルーティーな香りにスキッとした後味。チーズやサラミなどとともに、気軽なパーティーやアペリティフにバッチリです。
by nomuzooo | 2012-08-24 23:51 | イタリアワイン

ヴァル・ダオスタの赤 CHAMBAVE ROSSO

ヴァル・ダオスタのワインはあまりポピュラーではないですが、よいワインはいっぱいあります。厳しい気候の狭い畑で作られるワインには山とともに生きる生産者の素顔がみえてきそうです。

さて、前回のレストランで注文したワインがこれ「シャンバブ・ロッソ・スペリオーレ」です。
シャンバブ地区は白、赤ともに生産されていますが、特にマスカット種のパッシートが有名なためになんとなく「白」のイメージがある人も多いようです。

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シャンバブ・ロッソはDOC。プティ・ルージュ種が60%以上、残りはガメイやピーノネーロなどの
地元種。最低6ヶ月の熟成期間、11度以上のアルコール分、SUPERIOREは熟成最低8ヶ月、アルコール分12度以上となります。

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私が注文したこのワインは生産者LA CROTTA DI VEGNERON のChambave Supérieur “Quatre Vignobles” 2009年。
標高500メートルの畑、プティ・ルージュ70%、熟成はステンレスと樽で12ヶ月、さらにボトルで5ヶ月ねかされます。

深いルビー色、パンジーやベリー系の香りとバニラの香りを強く感じ、酸、タンニンもしっかりした豊かなボディーのワインです。

この地方のサラミや、ポレンタ、肉の煮込みなどと相性がよいワインです。
by nomuzooo | 2012-08-15 18:31 | イタリアワイン

バルダオスタを代表する白ワイン

バルダオスタはイタリアのワイン好きでも結構知られていないミステリーな地域。生産率が圧倒的に少ないので地元まで足を運ばないと入手が難しいことが多いですからね。
そんなバルダオスタを代表する白ワインといったらこれ!ル・ブラン・デュ・モルジェ・エ・ドゥ・ラ・サル。

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プリエブラン(Prié Blanc)という種のブドウで作られます。これ、モンブラン山中にある村でなんと高度900~1200mの山で作られるそう。イタリアでは一番高度の高い場所で作られるワインのひとつ。
厳しい自然環境の中で作られるこのワインは酸豊かで、フレッシュ。後味にはちょっと苦めのアーモンドの風味のようなものが残りました。

私が注文したお店は労働者にお昼のランチを提供する超家庭的なトラットリーア兼ピッツアリーアだったので、是非試してみたいと思ったスプマンテはありませんでした。

このトラットリーア、町からはずいぶんはなれているのだけどお昼は超満員!なんたって安くて美味しい「家庭料理」が食べられるので、地元の労働者達は見逃しません。

本日のプリモは「フジッリパスタ」ぺペローニのクリームソースでしたが、これまた最高においしhかったです。
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…あまりの美味しさに大盛りパスタを全て平らげてしまったのですが、ランチセットはセコンドもあります。

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この日のセコンドはチョイスできたのですが、一番軽そうなカプレーゼを注文。…でもすごい量…
このうえにまだ、付け合せの野菜がはこばれました。
これで終了か とおもいきや、フルーツまで!(ボウル一杯につめこまれたピーチでした)

これで1人12ユーロとはすごい!結局1週間に3回くらいここでランチとなりました。
by nomuzooo | 2012-08-09 00:23 | イタリアワイン

DOLCETTO - "LA LEPRE"

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やはり冬場はどうしても赤ワインにいってしまいますねぇ。やっぱり寒い時期の食べ物はお肉、チーズなどコッテリ系が多くなりますんで…
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このワインはDOLCETTO DI DIANO D'ALBAです。ピエモンテのDOC。ちなみにSUPERIOREはDOCGですが…

ワイナリーは「FONTANAFREDDA」。比較的庶民に手がでやすい価格のワイン生産者。海抜270~300mくらいの所に畑があります。これがシチリア島ならかなりベタなワインとなってしまうのでしょうが、そこはやっぱりピエモンテ!気候、雨量、ともバッチリなんですね。フレッシュなんだけどエレガントなワインになってます。高額な値段をだせばよいワインがあるのは当たり前! 「お手頃価格」でよいワインを探すのが一番ですが、それにはやはり知識と経験(飲んだくれの経験??)が絶対必要です。

フレッシュな赤、深いルビー色。香りもチェリーなどベリー系が強く感じられます。タンニンもしっかりしていて、アーモンドみたいな後味が残りました。

このワインの嬉しいところは3タイプのボトルサイズがあること!500m、1L、1,5Lです。通常サイズ(750ml)のって2人では多いし、4人くらいいると足りないこともある…結構「帯に短し襷に長し」って思うことありません?

シンプルなボディーのワインなので、お肉のバーベキューとか、パスタなんかにあわせるとよいと思います。
by nomuzooo | 2011-02-13 19:12 | イタリアワイン

アテミスの白ワイン「クプラ・ラマート」

「クープラ・ラマート(Cupra Ramato)」 フリウリのワインナリー「アテミス」のワインです。上品でデリケートでありながらコクのあるワインが多いコリオにあるワイナリーです。品種はピノ・グリジョ。この地域を代表するブドウの品種です。
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トロピカルフルーツのような香り、ボディーはしっかりしているのに味は上品です。
このワインの特徴はなんといっても「色」。ロゼに間違えられますが、これは白ワイン。36時間のブドウの皮とのスキンタッチによってこの色が生まれるのです。「ラマート」とはイタリア語で「銅」の意味。まさにこの色を代表している名前です。
その昔、ピーノグリッジョの白ワインはこのように皮とのコンタクトを利用して作られていたとか。技術革新や改革が進むにつれて完全な白色のワインをつくるようになったのだそうです。だからこれは昔ながらの製法で作られた「伝統的」ワインということになります。
色もきれいなこのワインは食前酒のほかにも、けっこう油分の強いお魚によく合います。私は今旬のマグロのステーキとあわせました。
by nomuzooo | 2009-06-09 02:36 | イタリアワイン

POGGIO DELLA BUTTINERA

"Travaglino" ワイナリーのワインです。オートレポー・パヴェーゼDOCで2002年もの。
ピーノ・ネーロ100%です。12ヶ月樽(バリック)で熟成したあと、ボトル6ヶ月詰めされるのは収穫から2年後。さらに地下のカンティーナにて6ヶ月間ねかせます。。。なんと気の遠くなるような話でしょうか。。。
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年月がたっていても色は美しい。。。ルビーっぽい彩色を放ちます。エレガントな香りと後味がステキでした。
by nomuzooo | 2008-11-18 09:03 | イタリアワイン

アマローネ

アマローネ(amarone)はベネト州のパシート(蔭干しブドウ)を使用したワイン。ベネト州ではこの手法でつくられるもう1つのワイン「レチョート(Recioto)」があるのですが、これは糖分を残して作る甘口ワイン。これに対し、アマローネは樽の中で糖分を完全発酵させるのでアルコール度が強い辛口ワインになります。実際「アマ-ロ」はイタリア語で「苦い」とか「渋い」という意味。この間の試飲会では司会者が「日本でアマーロネは あまい という単語に似ているため、甘口ワインと勘違いされることもあります」などとほざいておりました。(日本人のワインの知識深さをバカにするな!)
もともと、レチョートを作るはずのワインが、樽の中に忘れてしまってそのまま発酵しつづけ糖分がなくなり、アルコール度が高いワインとなった というウワサもありますが、これもまたマユツバもんです。
ヴァルポリチェラという所で作られるこのワイン、使われるブドウはコルビーナ、モリナーラ、ロンディネッラ。各ワイナリーで其々混ぜ合わせのパーセンテージが違います。収穫してから焼く100日~120日くらい陰干しされ、1月~2月くらいに30日~50日くらいの発酵過程に入り、その後フランス製またはスロヴェニア製のオーク樽でバリックされます。
アマローネはパシートを使ったワインですが、色、タンニンにも重点がおかれるために陰干し過程で附着しやすいカビ(貴腐ワインなんかには重要なもののひとつ)をできるだけ避けて干すように工夫されています。そういう意味では高度の技術を導入するエボルーショナルなワインです。DOCに認定された95年くらいから人気が高まり、今ではヴァルボリチェッラの代表ワインのひとつといっても過言ではありませんね。
色はどこまでも深く濃い赤、スミレの香りやベリー類を煮詰めたような香りにスパイスやバニラなどの香りが重なり、タバコ系の香りのベールを感じたりとかなり複雑で多層な香りが楽しめます。ボディーはしっかりしていてタンニンも感じられ、ミネラルもバッチリといった非常にフルボディー系のワインです。
肉のグリルや熟成されたチーズなど伝統的な食べ物と合わせるのが無難ですが、この独自の香りのおかげでけっこう、甘酢系のお料理、アジア系の料理にもあわせることが可能でしょう。
by nomuzooo | 2008-05-07 08:20 | イタリアワイン

SUPER TUSCANS

これでもか! というくらいトラディショナルな世界「イタリアワイン」の反逆児です。
「スーパートゥスカンズ」はイタリアワインの伝統に反抗し、大成功したワインなんです。
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キャンティ・クラシコなどサンジョベーゼ種が主流のトスカーナ地方で、カベルネー・ソービニオンやメルローなどこの土地とは全く関係ないインターナショナルなブドウを栽培し、ブレンドしたワイン。1970年代にピエトロ・アンティノーリがフランスのボルドーワインに使用されるブドウを栽培して、小さなフランス製のバリックを使用したのが始まりだそう。イタリアDOCの規定に入らないため、当初はテーブル・ワインとしてしか認可されませんでした。
しかしながら、DOCGなどに負けをとらない味のバランスの良さなどがアメリカマーケットに受け、ランクがないため「スーパ トスカンズ」と呼ばれ、現在もその呼び名がすっかり定着しました。
現ランクはIGT。でもレストランなんかではDOCGのキャンテイ-より値段が高いものも多いです。
スーパートゥスカンズは私も大好きなワインのひとつ。熟成されたチーズや肉のグリルなんかと楽しみたいですね。(写真は初期のスーパートゥスカンズのひとつ"Tignanello")
by nomuzooo | 2008-05-04 05:55 | イタリアワイン

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